日本組織内弁護士協会(JILA)は、組織内弁護士およびその経験者によって創立された任意団体です。

地方支部

REGION

JILAには、現在4つの支部が置かれており、当該地域に勤務されている会員の方は自動的に支部会員となります(なお、システム上は自主申告となっておりますので、必ず入会申込画面又は会員管理画面にて正しい支部を選択してください。)。
特に、支部会員数の多い関西支部、東海支部では、支部独自の研究会、勉強会、交流会も随時開催されており、支部会員の活動の中心となっています。

関西支部(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)

関西支部は、主に大阪、京都、兵庫の約200名()の会員が所属しています。
当支部は、2006年1月にJILAの支部として初めて設置され、2016年に10周年を迎えました。

当支部の「良さ」は、「参加者の”顔が見える”規模感」です。毎月1回開催している勉強会(定例会)の参加者は20名から30名くらいで、お互いに顔と名前をすぐに覚えることができます(毎回、初参加の方に自己紹介の時間を設けています)。講師との距離も近く、質問も活発です。

もうひとつの「良さ」は、60期以降の「新世代インハウス」が中心の組織であることです。執行部のメンバーも60期以降が中心のため、世代が近い分、悩みやニーズ共感できるところが多く、定例会の企画も、インハウスに求められる実務対応やキャリア論に関するものを中心にしています。

当支部は、他団体(各弁護士会、組織内会計士、企業内弁理士)と交流しているほか、司法試験合格者を対象としたシンポジウム「企業内弁護士のリアル」を開催するなど、関西エリアでの組織内弁護士の普及にも力を入れています。

2020年6月時点

シンポジウム「企業内弁護士のリアル」の様子

●シンポジウム「企業内弁護士のリアル」の様子

関西支部執行部

支部長 籔内俊輔
副支部長 上米良大輔、那須由佳里、竹本昌史、南裕子、岸本紀子、小西絢子、玉置貴広、高岸佳子
事務局長 中室祐
事務局次長 中谷敦、新熊聡、森田慈心、西本良輔、沖野憲司、松田敬、福井秀明、美馬耕平、工藤寛太、龍村昭子、西村智久、奥村尚史、富田詩織、丸子香里、大江美香、森上知美

(いずれも敬称略)2024年4月時点

東海支部(愛知県、岐阜県、三重県)

東海支部は、2008年4月に設置されました。60期台を中心として徐々に会員も増え、現在40名を超えました(2016年12月時点)。

東海支部では、概ね2か月に一度定例会を開催しております。
2015年度から「インハウスの日常業務」をテーマに、毎回、会員2名がそれぞれ日常業務について発表し、出席者から活発な意見交換が行われました。同じ組織内弁護士でも、会員ごとに日常業務の内容や法務の位置付けもそれぞれ異なりますので、他の会員の発表を聞くことは大変刺激になります。

また、専門的知識の習得を目的に講演会を実施しています。2015年7月に国税不服審判所の勤務経験のある服部由美さんを講師に「国際税務入門」を、11月に山田麻登弁護士を講師に「クレーマー・反社会的勢力への対応策」、2016年5月には池田毅弁護士を講師に「下請法・優越的地位の濫用」を実施しました。

定例会・講演会と並んで東海支部の活動の大きな柱となっているのが、法科大学院生向けに組織内弁護士の魅力をご紹介する講座やセミナーです。2016年度は、中京大学、南山大学、愛知大学及び名古屋大学にて実施いたしました。ケーススタディ・グループワークを通じた組織内弁護士の体験授業を行い、会員が企業の企画担当者役として「時に、ワガママに」議論を持ちかけ、学生に法務担当者の立場に立って考えてもらいました。学生からは「組織内弁護士に対する興味がわいた」「視野が広がり有意義だった」といった感想が聞かれたほか、法科大学院から「次年度以降も継続して開催して欲しい」といった言葉もいただきました。 2017年度は中京大学に加え、名古屋大学でも正規の授業のコマを頂く予定です。

また、東海支部では、愛知県弁護士会と積極的に交流しています。毎年実施している弁護士会執行部への表敬訪問に加え、司法修習生向けに組織内弁護士を紹介するための情報交換会の実施に協力しております。また、2014年から、愛知県弁護士会の若手活動部の一環として、事務所勤務の先生方との合同勉強会「Applenet」に参加し、インハウスと事務所勤務の先生方との相互研鑽の良い機会となっています。 司法修習生の就職先としての情報提供にとどまらず、愛知県弁護士会における組織内弁護士及び企業法務の現状への理解を深めるきっかけになればよいと考えております。

東海支部執行部

準備中

九州支部(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)

九州支部は、2008年4月に設置され、現在、福岡県を中心として約30名の会員が所属しています。
近年、九州各地で企業内弁護士が増加していることを踏まえ、支部会議をオンラインで開催することで各地の会員とのコミュニケーションを深め、福岡県弁護士会を始めとした九州の各弁護士会等との交流を活発化することに重点を置いて活動しています。また、他団体やJILAの他の部会・支部とも交流を深め、定期的に会議や勉強会を共催できるよう計画しています。

九州支部執行部

支部長 金子順事
副支部長 鄭文哲
事務局長 吹屋響子

(いずれも敬称略)2022年7月時点

中国四国支部(広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県、香川県、愛媛県、徳島県、高知県)

中国四国支部は、2017年3月に設置されました。主に岡山、広島、香川に所属する10数名の会員が所属しています。
当支部は、60期以降の会員が中心の組織であり、執行部のメンバーも若手が中心となっております。当支部のエリアは中国・四国地方と広範に渡りますが、今後は、当支部を拠点として各会員のインハウスとしての能力の研鑽や会員相互の交流の拠点となるべく、定例の研究会、交流会などを随時開催することを予定しています。

中国四国支部執行部

支部長 吉野夏己
副支部長 向井亜希、多田崇、小田弘昭、三宅遼太郎、玉岡 範久