2025年6月1日、JILA「次世代サポート委員会」は、理事会の正式な承認を受け設立され、数名の小さなチームで動き出しました。設置根拠は「委員会の設置に関する規則」(規則第4号、2025年5月12日改正、同年6月1日効力発生)第7条であり「本協会の次世代の会員に関する企画及び立案、並びに、本協会内の各機関の間の調整」を任務としています。
最終更新日:2025年12月12日
次世代を担う会員向けプログラムがJILA内に存在する一方、「どこから参加したら良いのか分からない」という傍観モードが起こりやすい。
次世代サポート委員会は、『受け身』を『チューニング』へと切り替えるハブとして誕生しました。私たちが目指すのは、次世代を担うJILA会員一人ひとりが自分の周波数で学びを受信し、いずれは次世代へ向けた発信者になるサイクルです。
現在、3つのワーキンググループ(WG)が設置され、それぞれ、(1)外部専門家も交えた次世代の調査・分析に基づく情報発信に関するWG、(2)次世代の交流・学びの場を設ける70期代のメンバーが牽引するWG、(3)次世代が書籍や雑誌で執筆する機会を得るための環境整備のWG、が活動をしております。
実は、JILAでは定例研修会・研究会・部会毎の多様な学びが展開されています。しかし、修習期別のメーリングリストや連絡網がないため、「情報(電波)は全体に広く飛んでいるのに、次世代を担う会員向けにチューニングされた情報(電波)を発信する基地局がない」状態が起きています。

また、案内やプログラムが多すぎて自分に合う入口が見えず、参加しないうちに時機を逸してしまうケースが少なくありません。また、次世代を担う会員には、参加したことがないためどのような人が集まるかわからないという不安もあります。さらに次世代を担う会員が勇気を出して参加してくれたのに、同世代が参加していなかったという声も聞かれています。

私たちは「新しい電波塔と周波数づくり」をインフラ整備の第一歩と位置付け、次のような取り組みを進めています。
次世代サポート委員会では、「次世代を担う会員向けの周波数を発信・受信できる場を一緒につくりたい」会員を募集しています。インフラ整備の段階から関わり、JILA内外の既存リソースをキュレートしてハブとして機能させる仲間を歓迎します。





