日本組織内弁護士協会(JILA)は、組織内弁護士およびその経験者によって創立された任意団体です。

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New2024.11.15| トピックス

「語学、ビジネス感覚、リーダーシップ」若手インハウスの不安と期待の解像度を高める―⽇本組織内弁護⼠協会『初』となる最新版「若⼿調査(62-75期対象)調査結果報告書」が公開されました

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本日、理事会・事務総局会議を経て、2024年10⽉17⽇付「⽇本組織内弁護⼠協会若⼿調査(62-75期対象)調査結果報告書」が公開されました。

本ページでは、調査のハイライトを紹介します。 調査書の本体は、 https://jila.jp/material/questionnaire または下記をご覧ください。

1. ⽇本組織内弁護⼠協会若⼿調査(62-75期対象)調査結果報告書

2. 調査概要

2-1. ⽬的

①若⼿組織内弁護⼠のペインポイント・悩みの解像度を⾼める

②若⼿がJILAに期待していることを特定する

2-2. 期間

2024年7⽉17⽇〜8⽉13⽇

2-3. 対象

62-75期の会員(組織内弁護士)
490の有効回答(⺟数1495:回収率32.8%)

2-4. 報告書の構成

・要旨 … 3
・正副理事⻑・事務総⻑への提⾔ … 4
・属性 … 5 – 9
・現在の悩み… 10 – 14
・JILAに関して… 15 -19
・付属: 司法修習期x選択設問クロス分析… 20以降

3. 6つの調査ハイライト

属性:

2014〜2022年の間に組織内弁護士となった若手が多く、回答者の51%が一般職/従業員、38%が管理職レベル、3%が役員レベルであり、男女比は約6:4。

満足度:

490名のうち443名(90.4%)が「組織内弁護士として働いている満足度」について5段階(1が最低⇔5が最高)評価のうち3〜5を選択しており、内訳は5が95名、4が最多の200名。一方、「不満がある」(1〜2)は全体の9.6%であった。

悩み:

キャリア成長に関する不安を抱えている人は63.9%にのぼり、「ロールモデルがいる」とした人は36%に留まった。

若手が今後伸ばしたい能力:

これまで「法的知識」「論理的思考」を重視してきた一方で、「語学・グローバル対応力」(55.9%)や「経営目線・ビジネス感覚」(42.4%)が二大課題として挙げられ、「プロジェクトマネジメント」(30.6%)や「リーダーシップ」(24.9%)を伸ばしたい領域としている。

JILAへの期待:

キャリア成長の不安が63.9%に上る一方で、JILAへの期待は「人脈の構築」(37.3%)や「専門知識獲得の機会」(32.4%)が上位を占め、「キャリア形成」(11.6%)についての期待は低いことが分かった。

利用状況:

「会報誌」や「JILA通信(メルマガ)」が最も利用されており、逆に部会等への参加率は低かった。改善点として「参加しやすい雰囲気づくり」(45.1%)や「オンライン開催・録画を増やす」(31.4%)が多く挙げられた。

4. 参考画像(詳細は本文をご覧ください)

報告書11ページ
報告書12ページ
報告書16ページ
報告書24ページ

5.その他

⽂書タイトル:

2024年10⽉17⽇付「⽇本組織内弁護⼠協会若⼿調査(62-75期対象)調査結果報告書」

調査委託先:

コンサルタント⽶⼭怜⼦⽒(JILA側調査主幹渡部友⼀郎理事)

注意事項:引⽤時⼜は参照時には、必ず、「⽇本組織内弁護⼠協会」及び「タイトル」等の出典を明⽰し(可能であれば)当協会のウェブサイトのURLを加えてください。

ご不明な点やお問い合わせ・取材依頼はhttps://jila.jp/contact からご連絡ください。

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